DCコン 04 Madmax+ WO / ARCmania SC400

もう一つ、 “1AAA 3W LED Voltage-step up 10mm circuit board (19 modes 3 groups)”というコンバーター(公称出力800mA)を kaidomain に注文していました。が、 同時注文で送られてきた品々の中に入っておらず、その旨連絡すると、「欠品中」「工場に問い合わせたら、コンバーターは不安定で作っていない」との返答で、結局返金処理を望んでいるところですが、どうもうまく伝わっていないのか話が進んでないようなので、また連絡しなきゃです。なお同商品は既にサイト上から消えており、URLは貼れませんが、検索したら下記のようなサイトがありました。
http://budgetlightforum.com/node/42142
これも電気食いのようです。

やはり1AAからの昇圧は厳しいのでしょうか。なかなか、よい1AA用コンバーターがないです。
そこで、10年程前から持っている1AA用DCコン2種類を引っ張り出してみました。

一つは、Madmax+ WO 。現在も入手可能です。
http://theledguy.chainreactionweb.com/product_info.php?cPath=48_49_61&products_id=181
2AAでも使えます。
当時のLuxeonに、アルカリ新品で300mA、NiMH初期で270mA程度流せて、効率は70%超と立派です。
が、このコンバーター、公称で最低動作電圧0.8V-なのですが、実際には電源電圧が一定の値(1.1-1.2V の間、1.13-1.14V位か)より下がると出力が大きく低下するのが今一。

もう一つは、SC400。ARCmania氏製作のSuperConverterシリーズです。
現在では入手できません。1AA用です。
正直その存在を忘れていて、今回発掘してもどんな仕様、性能だったか覚えていませんでした。調べてみると、試作品はMadmax+ WO以上の性能があるとの報告もありましたが、SC600 の出力はMadmax+ WOに及ばないとのレビューもあり、やはり試してみたいと思います。ワイヤーを半田付けしてテストです。

DSCN6513B

DSCN6514B

Madmax+ WO

電圧  出力電流(Vout)  入力電流(Vin)              入力電流(Vin)
(安定化電源による)        (電流計による)
1.3V       280mA                    0.9A             10mA ×
1.5V       330mA                    0.9A          900mA

SC400
電圧  出力電流(Vout)  入力電流(Vin)             入力電流(Vin)
(安定化電源による)        (電流計による)
1.3V      260mA                    0.8A              380mA   ×
1.5V      310mA                     0.8A          380mA   ×

Madmax+ WO の 1.3V では、1次側(入力側)に電流計を入れたら、入力電圧が下がり(テスターの影響と接触抵抗の増加が原因か)、上述の理由で出力が大きく低下してしまい、Vinも意味のない値になってしまいました。
SC400 の電流計によるVin測定の値も変です。同様の現象でしょうか(ムーンモード?)。
SC400、パワーはちょっと物足りない感じです。しかし効率はよさそうで、選択肢としてはありです。

2016年08月25日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
DCコン 03 Cutter-LCBO-0.50 / Cutter-LCBO-0.70

Cutter Electronics、昔何度かCree の LED を購入したことがあります。
送料が高いのが難点。
コンバーターはここの左2つです。
http://www.cutter.com.au/products.php?cat=Low+Cost+Drivers

まず、-0.50 です。
ワイヤがついてませんので、自分でつけます。ってどこに?説明書も何もありません。
よくよく見ると、半田が盛られているところが1箇所あります。ここかな?
改めて上記 URL の写真を見ると、半田盛りの箇所に赤く”+”と書かれているようです。
というわけでここが+out。-outは何も書かれていないので GND でしょう。

DSCN6509B

DSCN6510B

テストしてみました。やり方はNanjg102の時 と同様です。

電圧 出力電流(Vout)  入力電流(Vin)(安定化電源による)
1.3V    320mA             2.1A
1.5V    390mA             2.7A

出力電流はこんなものかと。
で、安定化電源の表示を電圧から電流に切り替えると、あぁ、Cutter、お前もか。電気食い過ぎです。

続いて、-0.70 です。
半田盛り箇所はなかったですが、URL の写真からそれらしいところが判明。
コンデンサーの端か、嫌だな、なかなかつかないな、とやっていたらコンデンサーを熱破壊したようです。悩みながらも再注文。再挑戦。今度はうまくいきました。

DSCN6511BDSCN6512B

テストしてみました。

電圧 出力電流(Vout)  入力電流(Vin)(安定化電源による)
1.3V    620mA             3.7A
1.5V    790mA             4.2A

出力電流は大したものです。公称値も上回ります。
が、入力電流もとてつもないです。この安定化電源の最大定格電流は2Aなんですが、大丈夫なんでしょうか。

さすがにこれらも不採用です。

と、(間抜けなことに)これまで気づかなかったのですが、今回撮った写真を見たら両コンバーターの裏面に NANJG の文字が。-0.50 には 102 の数字も。改めて見比べると、確かに Nanjg102 と同じです。

あー、徒労感が。

 

2016年08月24日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
DCコン 02 Nanjg102 0.9V – 1.5V 550mA Boost Driver

1AAライトを作りたいと思い、いくつかコンバーターを買ってみました。

まず、Nanjg102 というやつです。Nanjg の名のついたコンバーターっていくつかあるんですね。これはその一つです。以下のサイトで売っていました。上の方で買ってしまいましたが、下の方が安かったです。
http://www.kaidomain.com/p/S024821.Nanjg-102-0_9V-1_5V-550mA-1-Mode-Boost-Driver-Circuit-Board
https://www.fasttech.com/products/0/10001715/1124802-1-aa-aaa-1-mode-550ma-linear-booster-led

このコンバーターのテスト結果が出ているサイトがありました。
http://lygte-info.dk/info/indexLedDrivers%20UK.html

なぜか Nanjg102 のテスト結果は上の方と下の方2箇所にあります。
上の方は、妙な形の折れ線グラフが載っています。
下の方は、グラフはきれいですが、出力が非常に高く、効率が100%を超えてしまっています!? ” This driver is always pulsing the led, spoiling any power and efficiency calculations.”との記述があり、パルス電流で出力や効率が正しく計算できていないようです。

テストしてみました。
前と同様、安定化電源のワニ口クリップ配線です。

 

ただし今回は前よりも低電圧でのテストになるので、出力電圧設定時に、安定化電源の0.1V単位の設定によらず電圧計を使いました。すると、安定化電源の出力を最少の1.2Vに合わせても、電圧計の目盛りは1.28Vでした。そこで計測の最低入力電圧は1.3Vにしました。この安定化電源、大きな電流を流すほど電圧が下がるのですが、とりあえずそこは無視します。

なお、-out = -in = GND です。

電圧  出力電流(Vout)  入力電流(Vin)(安定化電源による)
1.3V           360mA            2.5A
1.5V           420mA            3.0A

出力電流は公称値に及びません。が、よい数字だと思います。
しかし安定化電源の表示を電圧から電流に切り替えてびっくり、なんと2.5A(1.3V時)、3.0A(1.5V時)!

今度は実際に電池をつないでみました。
使ったのはもう何年も使っているENELOOP。定格2000mAhだったのですが、抵抗をつないだ放電テストでは、1700-1800mAhくらいでした(意外に低下していないです)。
これをコンバーターに接続して3分程後、電圧・電流を測ってみました。1.14V、1660mA。更にランタイムを見るために放置。53分後に0.95Vまで低下。接続中コンバーターはかなり発熱していました。
NiMHで1.7Aくらい流れるとみてよさそうです。効率は50%前後。悪すぎます。
改めてNanjg102 をテストしたサイトの上の方のデータを見ると、1.14VあたりのIin,Iout の値が近いです。1.5Vあたりの値は?ですが。

結論、この効率ではちょっと採用し難いです。

2016年08月23日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
DCコン 01 CF 17mm 0.9V-3.3V Boost Driver

通販でポチってしまったものの一つがこれです。

http://www.kaidomain.com/p/S025059.CF-17mm-0_9V-3_3V-4-Groups-2-to-5-Mode-Boost-Driver-Circuit-Board

入力3VでHi:2000mA Mid:500mA:150mA

入力1.5VでHi:1950mA Mid:579mA:146mA

にわかには信じがたいような高い出力ですが、テスターによる計測結果の写真まで載っています。

DCコンもそんなに進歩したのかなぁ、と試しに買ってみました。$3.57也。

テストしてみました。

電源供給は安定化電源で、出力1.2-12V可変(目盛りは0.1V単位)、最大定格電流はたしか 2A です。

下記電圧値はDCコン駆動前の安定化電源設定値(駆動後には少し下がる)。電流値はいずれも電流計直流直結で測定(出力と入力は別々に計っています)。

出力先には改造3CライトのCree XP-Lをつなぎました。

 

電圧  出力電流(Vout)   入力電流(Vin)   推定効率(かなりいい加減)

3.0V    Hi 870mA   1100-1200mA      82%

Mid 300mA   410-420mA       68%

Lo       70mA      110mA         -

2.4V    Hi 920mA    1640mA            69%

Mid 300mA      600mA            58%

Lo       60mA      140mA         -

2.2V    Hi 920mA    2100mA            58%

Mid 300mA      730mA                52%

Lo       70mA      110mA         -

1.5V    Hi 600mA        2380mA           49%

Mid 180mA        810mA                -

Lo      30mA        170mA             -

1.2V    Hi 330mA        2200mA        35%

Mid 100mA       780mA             -

Lo      20mA      180mA           -

 

なんなんでしょう、これは。うたい文句に遠く及びません。

ワニ口クリップ配線ですから、いい数字は出ないです。電圧値も電流値も正確とは言えません。

にしても、これは理解しがたいです。サイトに載っていた計測写真はなんだったのでしょう。

素人の想像ですが、サイトの写真で使用しているテスターは、パルス電流のピークを表示しているのではないでしょうか。で、自分の測定電流値は平均的な(平均的であるという保証もないですが)値を示していると。いや、そうするとサイトの写真で Mid,Lo の値は Hi と同じになるべきでないのか、いやいやそうとも限らないのか…。

よく分かりませんが公称値は出ていないものと思います。

しかしその点を離れてみると、このコンバーター、2.2V以上で900mAを出しているのはなかなかのものと思います。3段階の調光もちゃんと動作しています。3.0Vでは効率もまぁまぁです。

それでも、今このコンバーターを使おうという気持ちは湧いて来ないですが。

2016年08月20日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
海外通販

ライトいじりの虫が騒ぎ、サイトを回っている内にポチポチとお買い物をしてしまいました。

気がつくと、ライトいじり関連海外通販4事業者に7回の発注をしていました。

この内2回の注文で、送られてきた商品に不足がありました。

海外通販でのトラブルは過去にも経験がありますが、英語でのやりとりが面倒で、立て続けの発送ミスには参りました。

Memo  販売者と荷物発送元

FastTech            発送元SINGAPOLE
Kaidomain       発送元(1)HONG KONG  (2)? 配達不能時返送先がTURKEY ただし中国語の記載有り
DealExtreme         発送元 忘れたが台湾だったような
Cutter Electronics  発送元 オーストラリア    

随分国際色豊かです。
ところで商品不足があったのは上記業者の上2つなのですが、まだ届いていません。ちゃんと来るのでしょうか。

2016年08月18日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
3Cライトいじり 04

ライト基板側を平にするために1mmFRP板を使いました。そんなに強度のいる箇所ではないので、塩ビ板やアクリル板でいいかと思いましたが、LEDの熱が気になり、FRP板にしました。

更に紙で円盤を作りました。アノードの絶縁確保と、リフ位置の微調整に対応するためのものです。最終的には厚さ0.15mmの紙にしました。

DSCN6500

これで基板側は約1mmかさ上げされたので、リフ底面もその位削らないといけないだろうと思っていたのですが、0.3mm程削ったところで焦点を外れ始めたように感じましたので止めにして、紙円盤と合わせて位置を調整しました。ずいぶん細かい話ですが、実のところは割といい加減にやっています。

リフの外側の段々が邪魔でヘッドにうまく収まらないので、段々を削ってヘッドに収めました。

DSCN6503

出来上がりです。

先端のレンズが安っぽいのでもっといいものに替えたい気もしますが、使用頻度の高くなさそうなライトですし、これでよしとしておきます。

DSCN6507B

新旧のビームパターンです。左:旧コリ、右:新リフ。

改めて見ると、旧コリメーターは中央部への集光がかなり強いです。

 

余録 8/6 ビッグスワン観戦 新潟1-0神戸

その前にシン・ゴジラ鑑賞

----以下、ネタバレ感想です----

字幕が多くて読み切れない。台詞が早口で聞き取れない。最初はがんばってついていこうとしたが、作り手側が読み取らせようとも、聞き取らせようともしていないと思ってからは、字幕は映像の一部、早口の台詞は効果音の一つと割り切った。

最初出てきた怪獣を見て、ゴジラ以外の怪獣も出るのかと思ったらゴジラだった。

どこまでも減衰せずに伸びるビームはロボット兵や巨神兵のそれだった。

主要登場人物と思われていた人達が途中で死んでしまい、えっと思いつつ、そういう監督との予備知識もあったのでやっぱりとも。

途中のゴジラvs米軍機がハイライトで、その後ゴジラは寝てしまうのが残念だったが、それなりに見せてはくれた。

現場の自衛隊・警察・消防隊員、技術者、一般市民等を人間側ドラマの中心に据えるというパターンを踏襲せず、一切描かないというのも潔い。

伊福部昭のメロディーはやっぱりよい。

 

 

2016年08月08日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
3Cライトいじり 03

3Cライト用にと注文したリフレクターが届きました。

これです。

http://www.kaidomain.com/p/S020711.37mm-D-x-21mm-H-OP-Aluminum-Reflector-For-C2-Flashlight

DSCN6492

 

写真中央は既存コリメーター、右が換装予定のリフレクターです。

リフレクター底部がスター基板に乗る位の位置で焦点が合うようです。

しかし、基板側のねじとアノードにつないだコードがあたって、リフレクターを載せられません。

超低頭タッピングねじを検討してみましたが、合うサイズ(M3×6)がありません。M3×10を買ってみましたが、やはり入りきりません。ねじとねじ穴を加工すればいけるかもしれませんが、面倒そうだったので止めにして、既存のねじの頭を削ることにしました。ねじは普通にドライバーで回すことができなくなりますが、まぁ仕方ないでしょう。

DSCN6497

ねじ2本の内1本を削ったところです。アノードのコードの被覆上部も除去しました。

削る前に改めてしっかりとねじを締めたら、対角にねじ止めしていなかった弊害で、ねじのない側が少し浮き上がっているのに気づきました。対角にあたる位置に新たにねじ穴を開けてねじ止め位置を修正しました。

(*Memo:径2mmのドリルまでは貫通。2.5mmのドリルは少しずつ入れて貫通させず。ねじがなんとか締まるところまで。)

 

余録 7/27-31 夏期野営 長岡市山越種苧原(自分は7/29から)

8/2 長岡花火

 

2016年08月05日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
なべと椅子

なべが壊れたから直してくれと妻に言われた。私が学生の頃から使ってるから、もう33年も経っている。

これまでも柄のねじを変えたり、取っ手のねじをつけたりして使ってきたが、これはもうダメだ、寿命だ。

しかし妻はこのなべがいいと言う。ダメなら同じようなものを買ってくれと。なべを買うのは私の仕事らしい。

この手のなべってあるかな、どこで見つかるかな、大体妻の言う「同じようなもの」と私の見る「同じようなもの」は一致しない、などと思いつつしばらく眺めていたが、直せるかもしれない、そう思った。

DSCN6478

(修理着手前の写真を撮っていなかった。上は既に柄の一部を接着済み。)

DSCN6481DSCN6486DSCN6487 直った!?。

 

同時進行で、折りたたみ椅子を作った。キャンプでボーイスカウトの子供に作らせられるかの試作である。

DSCN6483DSCN6484

おー、いけるんじゃない。

角を丸めたり、完成度を高めようはあるが、キャンプでそこまでやるのは無理だろう。上出来。上出来。

2016年07月26日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
Nitecore EA45S 操作方法覚書

Oは、on/off switchのこと
Mは、mode switchのこと

[消灯時]
O押   点灯
M押   バッテリーインジケーター点滅(50%以上3回、50%以下2回、10%以下1回)
O長押  ultralowで点灯
M長押  turboで点灯
M二度押 strobe点灯 *いずれかのスイッチで消灯 他のモードへ移行できない Lockoutは可

[点灯時]

O押   消灯

電池消耗あり約18ヶ月間

O長押  消灯+3秒に1回インジケーター点滅 *O押で点灯して解除

電池消耗あり約12ヶ月間

M押   ultralow – low – medium – high – turbo – と切替

メモリー機能有 ただし電池交換時にはturboになる

M長押  Special Modesになる

     Strobe – Beacon – SOS – と、M長押で切替 M押でSpecial Modesを抜ける

Lockout/Unlockについて
消灯時・点灯時とも  *説明書では、点灯時とだけ書かれている
OM長押でスイッチ操作無効(Lockout)

     電池消耗あり約18ヶ月間
解除するには再度OM長押(点灯する)
*なぜか1回で解除されず2回必要なことがある

その他

電池切れ近くなるとultralowになる

公称

1000ルーメン/ 45分
430ルーメン/2時間45分
210ルーメン/7時間
45ルーメン/35時間
1ルーメン/416時間

*(1.2V 2450mAh)電池を使用して測定したデータ

2016年07月22日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
Nitecore EA45S 購入レビュー

3Cライトのリフレクター(候補)を注文したつもりが、他の品をポチポチとしていたら、頼み忘れていました。3Cライトはとりあえず脇に置いて、別の話に。と言っても、またライトです。しばらくライトネタが続きます。

Nitecore EA45S を買ってしまいました。

公称Max 1000lm、 4AA、CREE XP-L HI V3使用、というものです。4AAを2本ずつ並べた形が気に入りました。

DSCN6469写真右の緑色の物はUSBライト。販売店によるおまけらしいです。写真では分かりませんがアルカリ電池4本が付属していました。これもおまけみたいです。左上の電池は付属品ではありません。

夜、使っていたら早速、舗装路面に落としてしまい、ヘッドやベゼルに傷をつけてしまいました。使い始めてすぐに、新しい服を汚したり、靴に傷をつけたりする、得意のあるあるパターンです。

以下レビューです。-----------------------

明るさ  〇 Ultralow は 1lm、 Lowは45lmらしいが、もっとあるように感じる。Medium 210lm、High 430lm は、もう少し下げた方がよかったのではないか。

※1000lmの照射写真に興味のある方は、このあたりをどうぞ。

http://www.taschenlampen-forum.de/threads/beamshots-der-nitecore-sisters-ec4-ec4s-ea45s-und-ea41.44783/

色   〇 白。最中心部に若干黄色があるのはLEDのダイの色か?

配光  〇 SMOリフ。スポット強いが、周辺光も十分。

重さ・大きさ - 電池込みで、しばらく前に購入して現在自分のメインライトになっているFenix  LD22の倍の重さ。大した重さではないはずだが、ずっしりと感じる。長さ170mmは少し長めの2AAというところ。幅は倍までないが当然太い。しかし知らない人がこれを見たら2AAだと思うだろう。

持ちやすさ 〇 思った以上によい。しっくりくる。4AAであることを忘れる。操作ボタン位置もOK。

放熱性  〇 Turbo(1000lm)にすると、1分と経たずにヘッドが暖かくなる。次第に熱が後方まで伝わってくる。数分でヘッドはかなり熱くなり、触れなくはないが、長時間触っていたくはないほど。ネック部分もじんわり熱い。約10分間点灯してみたが、更に熱くなる様子はなかった。テール近くは最後まで温度上昇を感じなかった。内部は知り得ないが、放熱設計はちゃんとされている印象を受けた。ネック部分のフィンは、砂や泥が入り込みそうだが、水とブラシで洗えるだろう。

使用電池 - アルカリ、NiMHが推奨されている。NiMHは最近の高容量、規格上限サイズの物も問題なく入る。1.5Vリチウムも使用できるが推奨はされていない(説明はないが、電圧の高さがコンバーターに合わず、熱として失われる分が多くなるだけということではないかと勝手に想像する)。

テールキャップ × 予想以上に閉めにくい。本体側雌ねじが全周分とれず、電池の隙間部分に2箇所切ってあるだけなので、ふたを真っ直ぐ差し込んでねじを回さないと、すぐにふたが傾いた変な入り方になる。しかし、(接触抵抗低減のためであろうが)電池にあたるスプリングがとても強く、この反発力に抗してふたを真っ直ぐ入れるのはなかなか難しい。電池挿入時に、電池残量を知らせるインジケーターの点滅があるが、ふた閉め作業中にこれを見ている余裕はないかも。

操作性  〇 概ねよい。多機能だが、基本的な操作は感覚的に分かる。ただ、消灯状態から電源スイッチを押して点灯する際、まれにだが作動しないことがある。クリック感はあるのに点灯しない(もしかして落下させた影響があるのだろうか)。こういうまれにしか生じない不具合はクレームを入れてもなかなかよい結果にならないし、大した不具合でもないのでこのまま使ってみる。

LockoutからUnlockに戻る際も、一度でできないことがしばしばあることが分かった。

-------------------------

以上、若干問題はあるものの総じてよい感じです。先日4AA電池BOXを作成修理したばかりの既存4AAライトは、あいにく出番がなくなりそうです。EA45S、せっかくなので積極的に使っていきたいところですが、正直明るすぎて使いどころに悩みます。昨晩放熱性テストのためしばらく1000lmで歩いて住宅街に入ったら、明らかに驚いたような変な目で見られました。いや、もうこういうライトを買うこと自体変なことなのかもしれませんが。

 

余録 7/14 居間の畳を入れ替え。今の畳屋さんはレーザー測距機で部屋や畳のサイズを測る。

7/17 ビッグスワン観戦 新潟1-2仙台 PK失敗が……。

2016年07月22日│記事の投稿者:toyama│ | コメントはまだありません
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